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【死すら二人を】武装錬金萌えスレ34【別てない】より

秋水とスルメ

(スーパーに卵を買いに行くカズキたちのSSに便乗)



「ゴメンなさいねー卵は売り切れちゃったんですよー」

「そうですか……」

ウイィィィン ※自動ドア

「ひぃふぅみぃ…ああ困った。安売りの価格でないと卵は変えないぞ…」

「何を隠そうオレは買い物の達人だよ斗貴子さん!」

「誰に説明してるんだ誰に。うん? なぁあそこにいるのって」

「あ、ホントだ! 秋水先輩ー! 先輩も買い物ですかー?」

「(ギク!) …あ、ああ。ちょっとな。では!」

(言えないよなァ… 姉さんが散財したせいで食費切り詰めていて
でも卵を買い損ねたから夕食が食べれそうにないなんて……)

「そうだ先輩、父さんたちからするめが送られてきたけど」

「食う訳がないだろ。早坂秋水が」

「武藤ッ! 君に感謝するッ!!」

その日からしばらく早坂家の食卓にはするめが並んだという。

「けど姉さん、頼むから散財はやめてくれ。するめを咥えてにちゃにちゃ噛むのも…」



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