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【遊ぶのでしたら】武装錬金萌えスレ36【お早めに】より

教師・まひろ2

(ちょっとキャラが違う…… 先生と生徒なので繕っているという方向性で)



三者面談。

ま「二十三夜待君は将来何になりたいのかな?」
二「そうだね。満月みたいに立派な満月になりたいよ」
ま「ふんふんナルホド。お母さんはそれについて賛成でしょーか?」
新「大賛成! 私もこの子には満月以上の満月になって欲しいと思っているよ!」
ま「じゃあ、進路についてはお母さんも賛成なんだ。良かったねー」

ま「…あれ? 秋水クン、お母さんは?」
秋「働きすぎで崩れた」
ま「く、崩れた!? 倒れたんじゃなくて?」
秋「崩れた。さっきまで警察の事情聴取だった…」
ま「よく分からないけど大変だったね…」
秋「もう進路どころじゃないですよ本当… 明日からどうやって食べていけばいいか」
ま「! 大丈夫! 秋水クンの成績だったら奨学金が受けられるよ」
秋「本当ですか? でもそれってお金を借りるワケですよね?」
ま「そうだけど、利子は少ないし働けるようになったら少しずつ返していけばいいよ」
秋「後で内臓取られたりしませんか? 黒服が家のドアを叩いたりしませんか?」
ま「大丈夫だって! パンフレットあげるから、ゆっくり読んでみて」
秋「ハイ…」
ま「その、状況が状況だけど、きっと神サマは助けてくれるよ!」
秋「ハハハハ… 姉さんは助けてくれなかったんですけどね。あ、廊下に行っていいですか?」
ま「え、どうして?」
秋「泣きたいんです。飛び降りたりは多分しません」
ま「…ここで泣いてもいいよ。笑ったりはしないから。でもね秋水クン」
秋「なんですか」
ま「秋水クンはいい所がいっぱいあるから、諦めちゃダメだよ」
秋「………」
ま「成績とか運動神経とかの話じゃなくて、優しいし、剣道だって一生懸命だし、そういう所は先生好きだよ」
秋「………」
ま「そだ! 職員室の冷蔵庫に明太パスタ置いてあるけど一緒に食べる? おなか空いたでしょ?」
秋「…いえいいです」
ま「遠慮しなくていいよ。辛い時はおいしいもの食べてぼーっとするのが一番だよ!」
秋「先生らしいですね」
ま「先生らしいでしょ!」
秋「帰ったらパンフレット読みます。それから色々考えます。…ご迷惑をおかけしました」
ま「迷惑なんかじゃないよ。困ったコトがあったらまた言ってねー。後でパスタ食べよう!」
秋「…はい」



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